Webサイトが表示される仕組み
Webサイトが表示されるまでの流れについてまとめます。
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キーワード
クライアント
WebサイトにアクセスするためのPCやスマホのことを指します。
Webサーバー
クライアントからの要求に対し、Webサイトを閲覧するために必要なデータを転送するサーバーのことです。
HTMLファイル、CSSファイル、画像ファイルなどを渡してくれます。
DNSサーバー
ドメインをIPアドレスに変換してくれるサーバーのことです。
ドメインととIPアドレスを紐付ける仕組みを「名前解決」といいます。
DNSの仕組みがあることで、IPアドレス(数字の羅列)とドメイン(文字列)を使い分けることができます。
URL
例:https://twitter.com/suzukinotest
URLは以下の3つから構成されます。
スキーム
「https」の部分。どんな手段でWebサーバーと通信するかを指定するもの
ドメイン
「twitter.com」の部分。他のWebサイトと絶対にかぶらない名前で、1つのWebサイトにつき必ず1つ割り当てられる
パス
「suzukinotest」の部分。ドメインの中から見たいページを特定するために必要な情報
Webサイトが表示されるまでの流れ
Webサイトを表示させるために「クライアント」「DNSサーバー」「Webサーバー」の間でやり取りが行われます。
以下のようなイメージです。

①クライアント→DNSサーバー
クライアントがwebブラウザに入力したURLからドメインを抜き出し、そのドメインのIPアドレスを要求します。
「twitter.comのIPアドレスを教えて」
②DNSサーバー→クライント
①で要求されたドメインのIPアドレスを特定し、そのIPアドレスをクライアントに返答します。
「twitter.comのIPアドレスは199.16.156.6だよ」
③クライアント→Webサーバー
②で得られたIPアドレスのWebサーバーに接続し、URLのパス部分のページを表示するためのデータを要求します。
(twitter.com/suzukinotestの場合)「/suzukinotestを転送して」
④Webサーバー→クライアント
③で要求されたWebサイトを閲覧するのに必要なHTMLファイルを転送します。
「これが/suzukinotestのHTMLファイルだよ」
このような流れで受け取ったHTMLファイルをWebブラウザが変換して、Webサイトを表示してくれます。
また、CSSファイルや画像ファイルがある場合は、再度要求します。
つまり③と④の処理は必要に応じて繰り返し実行されています。
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まとめ
Webサイトを表示するために、「クライアント」「DNSサーバー」「Webサーバー」の間で以下のやり取りが行われています。
- クライアントからDNSサーバーに、IPアドレスを要求する
- DNSサーバーからクライアントに、IPアドレスを返答する
- クライアントからWebサーバーに、ファイルを要求する
- Webサーバーからクライアントに、ファイルを転送する
参考
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